2013年11月1日金曜日

イギリスの自転車インフラ、「オランダ方式に」

またまた road.cc の記事から。

イギリス最大のサイクリスト協会がイギリス運輸省に対し、
自転車インフラに関する道路構造令を今すぐオランダ方式に改めるよう
強く求めているというニュースです(2013年10月29日)。




背景には、デイヴィッド・キャメロン首相の「自転車革命」が有ります。
首相は今年の夏、「革命」の一環として総計7700万ポンドの
自転車インフラ整備資金をマンチェスターやバーミンガムなど
8都市に配分しましたが、その資金の使用期限は2015年に迫っています。
 
各都市が早く資金を消化しようとして、旧来の問題含みな
道路構造令をそのまま適用し、またぞろ酷い自転車レーンを
量産する恐れが有る訳です。

これに対して、イギリスの二大サイクリスト協会である
British CyclingCTC が、オランダ方式の自転車インフラ整備基準を
直ちに導入するよう、イギリス運輸省に求めているという構図ですね。