road.cc が 2013年10月30日の記事で伝えています。
欧州各国で自転車の年間販売台数(2012年)が車を超えたそうです。
特にイギリスでは、オリンピックのロードレースで
イギリス勢が活躍した事も有ってか、
自転車の販売台数が車の 176% にも達したようです。
欧州全体を見渡しても、車の方が売れた国は
ベルギーとルクセンブルクだけという覇権っぷり。
戦況が全面的に塗り変わっていく映像が目に浮かびます。
販売台数比率で見た場合、自転車のシェアが圧倒的に高いのが
リトアニアで、車の10倍近い台数が売れています。
その他、ギリシャ、ルーマニア、スロヴェニア、ハンガリーが
上位に名を連ねています。
記事に拠れば、自転車の方が多く売れるという構図は
以前からドイツ、イギリス、フランスでは見られていたものの、
イタリアとスペインでは第二次大戦後で初めてとの事です。
経済の混迷を受けて車が売れなくなった事が背景に有ると
記事は分析しています。今後の経済情勢によっては
再び車にシェアが流れるかもしれませんね。
逆に、ガソリン代や駐車料金を戦略的に高止まりさせる事で、
自転車への乗り換え傾向を確固たるものにできるかもしれません。