スクワットをしながらリピート発音をするという、
文武を同時に鍛えるトレーニング。
以前オランダ語の動画を紹介しましたが、
探したら他の言語のものも見付かりました。
まずは前回も紹介したオランダ語から。
オランダ語
数え方がゆっくりなので、負荷が低く、リピート発音もしやすいです。
最後の「ホーンダート!」を聞くと
\(^o^)/↑こうしたくなる。
音声学的には、/r/ の接近音と弾き音の交代、
/v/ と /z/ の無声化といった辺りが聞き所。
どういう方言なんでしょうね。
スペイン語
ちょっ、速い速い速い速い速い!
曲は格好良いですが 70 回で限界です。これ以上は無理。
数字の読み上げも息継ぎがほとんど無いので、
スクワットをしながらだとリピート発音が本当にキツい。
英語
こういう曲調だと、スクワットをしていたはずが
いつの間にかヒップホップダンスの動きになってそう。
フランス語
無駄にハイクォリティーな CG のカエル君が淡々と数えます。
テンポがかなり低いのでバーベル・スクワット向きかもしれません。
20, 30, 40, ... は何故か2回言います。
どっかの教材ソフトから抜き出してきた映像なんですかね。
音声学的には閉鎖音の無開放や複雑なリエゾン規則が聞き所です。
例
vingt-deux (22) /t/ が無開放で /d/ の閉鎖フェイズと一体化
vingt-neuf (29) /t/ が声門閉鎖音化して鼻腔に開放
この他の言語ではイタリア語やロシア語のビデオも有りましたが、
ネイティヴではない人が発音していたり、講義形式だったりして、
単純に 1 から 100 まで順番に数え上げたものは
意外と見付かりませんでした。