2014年7月23日水曜日

フチ無し印刷の罠

スポーツ用のUVレッグカバーを自作しようと思って
Jw_cad でカットパターンを製図して印刷してみました。

A4用紙6枚に分けて印刷した型紙



型紙の接ぎ合わせ部分は位置合わせ用に文字列を置いてあります。

レッグカバーは縫い目を極力減らす為に一枚布から作ります。
上下の端は緩やかな円弧にしています。
縫い上げると円錐台形の筒になる予定。

模型用のマスキングテープで繋ぎ合わせました。

位置合わせテキストは、アニメーション制作の動画マンのように
上下に重ねた紙をペラペラ捲りながら位置を合わせました。

さて、型紙の接合精度はどれくらい出ているかな?
正確に作業できていればキッカリ 630 mm のはずです。

643 mm

うわああああああああああああああ!


他の箇所の寸法も調べてみると、
どうやら印刷の縮尺自体が狂っているようです。

疑わしいのは印刷時の「フチ無し印刷」オプション。

試しに 100 mm 角の正方形を Jw_cad で作図して
A4用紙に印刷してみたところ、実寸は 102.6 x 102.4 mm でした。
縁なしオプションを解除して印刷すると 100.2 x 99.8 mm。

こいつが犯人か。

説明書を読み返してみると、
フチなしプリントの場合は原稿を印刷用紙のサイズよりも
拡大してはみ出させて印刷します。
 
か・く・だ・い・す・ん・な!