商店街の入り口
環八という大動脈が街を貫いていますが、
殆どの車はアンダーパスで潜り抜けて行くので、駅前商店街は
そんな幹線道路が有るとは思えないほど静かで落ち着いた環境です。
商店街の中には路上駐輪が多く見られます。
井荻駅周辺地区まちづくり協議会はこうした光景を問題視しています。
井荻駅周辺地区まちづくり協議会(2014年4月)
「井荻駅周辺地区まちづくり構想」
p.9 (pdf p.11)
A 違法駐車(駐輪)と看板等障害物の解消「啓蒙」て……。微塵も臆せず上から目線だな。
・商店街の違法駐車や看板等の路上占有が目立ちます。
// 中略
商店街にはなるべく徒歩で来ていただけるよう、地域で「井荻ルール」を創り啓蒙します。
自転車くらい大目に見てくれないかなあ。徒歩だけだと不便なんだけど。
オランダでは自転車を積極的に優遇して集客してますよ↓
セルトーフンボスの自転車政策(英語版)
地下駐輪場も有るけど、目当ての店の店先に停めても良い。
p.15 (pdf p.17)
井荻駅周辺の自転車駐輪における課題については、継続的に、「モラル教育」、「バリアフリー教育」などで根気よく住民の意識改革をしていくことが大切です。学校の「総合的な学習の時間」等と連携しながら、子どもの頃から徹底した教育、種まきから取り組むことが必要です。違法駐輪等のマナーについて、あるいは、交通弱者の視点に立ったまちづくりについて考えるきっかけを提供することで、多世代がつながる個性あふれるまちになるよう、多角的な視点での啓発が求められます。判断力の無い子供のうちから一方的な価値観に染め上げるんですね。
つうか多角的な視点が必要なのはまちづくり協議会のメンバー自身では?
p.20 (pdf p.22)
駅前の店舗は違法駐輪や障害物があり、乱雑な空間となっています。駅前は、まちの顔です。商店街と連携を図りながら、魅力的な空間づくりをしていきます。本当に乱雑すぎて歩行者や自転車の通行に支障が出るレベルなら問題ですが、
空間をのびのびと使う歩行者とサイクリスト
道の両端に自転車が停まってるくらいじゃ全く問題無いですね。
写真のように歩行者も自転車も道路の幅全体を使って
通行している限りは、空間は有り余ってるとさえ言える。
この商店街で、正確にどの時点で問題が生じるのかと言えば、
車が入って来た時です。
車で買い物に来る人や、商店街通りを経由して
住宅地に入って行くドライバーがいるんですね。
こうなると歩行者や自転車は道の端に寄らなければならず、
路上駐輪が迷惑に感じられるでしょう。
電動ボラードとかで車が入って来れないようにすれば良いのにね。
ノンブルなし (pdf p.26)
・商店街に駐車場や荷捌きスペースが不足している。いやいや、駐車場が有ったら駄目だろ。
・駐輪場、駐車場が不足している
車で買い物に来る事が合理的になってしまう。
荷捌きスペースは、特にそれ専用の空間を確保しなくても、
買い物時間帯が始まる前に商品の搬入を済ませてしまえば
トラックと買い物客を時間的に分離できるんですが……
あ、コンビニが有るのか。
1日に3回くらい配送するんだっけ。
通りをそのまま西に進んで商店街を抜けると
ブロック舗装が普通のアスファルト舗装に戻ります。
シャフト
商店がぽつりぽつりと続く
この辺も車の通行はそれほど多くなく、
自転車にとっては安心して走れる環境です。
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