2014年9月23日火曜日

因果の連鎖は末端しか意識されないっぽい

新潟県加茂市の小池清彦市長が小中学生に対し、
車が多くて危ないから自転車に極力乗らないようにと
呼び掛ける文書を配布しようとしているそうです。

え? 子供の自転車だけ問題視して、
車が多い環境には何の疑問も持たないの?
それおかしくない?

交通事故は大抵、事故に至るまでに長く複雑な因果の連鎖が有りますが、
この市長にはその末端しか見えていないようです。

もしかしたら、因果の連鎖の末端しか意識できない
という認知特性はヒューマン・ネイチャーの一部なのかも。

交通事故の裁判が当事者ばかりを責める形式から中々抜け出せないのも、
そういう性質が人間の根っこに有るからかもしれませんね。