2014年8月16日土曜日

ハーフジップ・ジャージーはやめておけ

ハーフジップ・ジャージーから取り外した
樹脂製のコンシール・ファスナー(380 mm で 6.6 g)

ジッパーが途中までしか開かないハーフジップジャージーは
裾まで開くフルジップに比べてジッパーが短い分
軽いのが利点だと言われています。



手芸店で購入した普通の樹脂製ファスナー(617 mm で 8.4 g)

しかし、同一のジャージーでジッパーだけフルとハーフを交換した場合、
軽量化できるのは僅か 1.8 g に過ぎません。

ただ、これはコンシールとスタンダードなので
厳密な比較にはなっていません。では、
同じ種類のファスナーで長さを変えた場合はどうでしょうか。

上の写真と同じファスナー(スライダー付きの半分)

スライダー無しの半分

スライダー+引き手の重量は 1.5 g です。この分を差し引くと、
ジッパーテープは 6.9 g / 617 mm なので、10 cm 当たり約 1.1 g です。

仮にジャージーの前身頃の丈を 60 cm とすると、
フルジップ(60 cm)とハーフジップ(30 cm)の差は
3.3 g という事になります。

ヒルクライム決戦で、もう他に削る所が無い人が
最後に頼るレベルの軽量化ですね。

そこまでやるんだったら、脱ぎ着に最低限必要な長さの
クォーター・ジップにすべきで、
ハーフだのスリークォーターだのは無意味です。

脱ぎ着の大変さを受け入れられる
軽量化マニア以外には利点が有りませんから。


引き手の比較
(左:普通のファスナー、右:コンシールファスナー)

スライダーの比較
(左:普通のファスナー、右:コンシールファスナー)

コンシールファスナーは表側に見える引き手こそ小さいですが、
裏に隠れているスライダーは意外とゴツいですね。
重量は実測できていませんが……。


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ハーフジップジャージーは
軽い事以外には何一つ利点が無いのでしょうか。

フルジップであれば、
伸縮性の無いジッパーが縫い付けられている事で、
前傾姿勢を取った時にお腹周りの生地がダブつくのでは
と思うかもしれませんが、それは実はハーフジップでも同じです。

となると、もう他には……、うーん……、思い付かない。