昭和通り西側の自転車歩行者道
(撮影地点:日本橋2丁目9-5先の歩道上)
都道316号(昭和通り)の自転車歩行者道です。
ブロック舗装で乗り心地は悪いです。
車道側の端には背の高い植栽で死角ができています。
昭和通りから裏道に左折する車のドライバーは
自転車を見落としやすくなります。
歩道の幅員は全体で約5mですが、植栽を除くと約3mで、
それを歩行者エリアと自転車通行帯で半々に分けています。
自転車通行帯は約1.5mで、安全マージンを考慮すれば
1台が通る分の幅しか有りません。すれ違い・追い越し不可です。
対して車道部分は中央のアンダーパスが片側2車線、
地上部分が3車線(左折・直進兼用、直進、右折)で、
上下線合計は10車線です。全部で31mくらいですね。
自転車が車道を通行する場合はどうでしょうか。
車道の第1通行帯と縁石の間には一切ゆとりがありません。
路上駐車されると第1通行帯は完全に塞がれます。
(ドアゾーンも安全マージンとして考慮した場合。)
このため、車道を通行する自転車は路駐が有ると
第2通行帯にはみだして車の流れに巻き込まれる事になります。
この道路の一体どこに
自転車のための安全で快適な通行空間が有るというのだ。