2013年8月27日火曜日

山手通りの自転車通行帯はマリオのステージ

通行帯(足場)が連続していなかったり、
見えない所から敵が飛び出して来るところがそっくりです。




カーブ内側の植樹帯で前方が死角に。


歩道橋前後の無意味な屈曲。
植樹帯の配置と幅を調整すれば必要なかった。


屈曲。


また屈曲。


向こうから自転車が来てもバス停の広告板で遮られて見えない。


どんな企業が出稿しているのかと思えばアップルかよ。


対照的に歩行者通行部分はだだっ広く、死角も屈曲も無い。
歩行者なんてほとんど通らないのに。


「スピード落とせ!」と言う前に、その屈曲と死角を何とかして。


電線共同溝の点検蓋と地上機器(トランスボックス)

自転車通行帯部分には電線共同溝が埋められているので、
自転車道に作り替えようにも工期と費用の壁が立ちはだかります。
東京都は今後、数十年間は手を付けないでしょう。
こんなふざけた自治体からは自治権を取り上げた方が良いです。


「駐車帯」化した車道の端

歩道上に自転車通行帯を整備したので、
車道空間は自転車の通行を全く考慮しない設計です。


それでも自転車通勤の人々は車道を選ぶ


植樹帯の枝が伸びて実質的な幅員が半分に。
管理できないなら植えるべきではない。


路上駐輪で塞がれた自転車通行帯

単に歩行者エリアに回避すれば良いだけの話ですが、
それなら単に広いだけの歩道と変わりません。


交差点の手前で唐突に途切れる。


柵が無ければ地下駐輪場の穴の中に真っ逆さま。

「動線」という概念が微塵も感じられない設計ですね。



私は山手通りや、その他の似たような道路の
歩道工事の様子を見た事があるのですが、夏の強い日差しの下、
作業員の方がカラーブロックを一つ一つ丁寧に敷き詰めていました。

あれほど几帳面な仕事をしてくれる人たちに
こんなものを作らせるとか、もうね……。