2014年10月12日日曜日

パブリックコメントあるある

1. 市のホームページで
「○○市・自転車通行環境整備方針(案)」
へのご意見を募集します。
というのを見付けて全文版PDFを落として読むと、
将来を見据えた積極的な自転車推進策というよりは、
自転車の事故が目立つから何か対策しようか
という受動的な内容だ。





2. 自転車道や自転車レーンの構造が、道路構造令や、
国交省の「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」のコピペだ。
(狭すぎる幅員や、交差点の手前で一々途切れる構造も丸写し。)



3. 海外の自転車ガイドラインや研究論文を全く参照していない。
(少しでも情報探索の手を広げれば国交省ガイドラインの欠陥に気付けるのに。)



4. 自転車の事故防止だけでなく、
クルマ依存からの脱却もビジョンに含めるよう意見を送ると、
自動車政策も含めた交通体系全体の計画につきましては
上位の「○○市・都市計画マスタープラン」で
既に決定しているので変更はできません
みたいな回答が返ってくる。
(パブリックコメントの実施タイミング自体が罠。)


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本当に「あるある」かどうかは、
実施中の相模原市のパブリックコメントで確かめてみよう(↓)
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisei_sanka/pubcome/029764.html

意見受付は11月4日まで。