2013年2月8日金曜日

自転車の重さのイメージ

ママチャリにしか乗った事の無い人に
ロードバイクを持ち上げてもらうと、

うわっ、軽っ!

と驚かれます。この感覚を文字で伝えられないかと思い、
車種別に重さのイメージを犬の品種で表わしてみました。




以下の五種別を例に挙げます。
それぞれ、サイクルベースあさひの売れ筋ランキング(2013年2月7日時点)の
1位から10位の平均値を求めて、これを車種の代表値としました。
ついでに、あさひでの販売価格の平均値も求めてあります。

(但し、電動アシスト自転車3人乗り対応はあさひで取り扱いの有る
モデルが少ないので、8製品の平均値を用いています。)

また、参考として、登坂での負荷をこのページで試算して付記しました。
計算条件は、主要な項目には以下の値を用いました。
身長170cm、体重65kg、道路勾配10%、走行速度10km/h
10%勾配は、例えば坂の町として有名な文京区内では
しばしば遭遇する程度の坂です。

10km/hは最大のアシスト力が発揮される速度帯域の上限です。

最初に挙げる値(W)は走行に必要な人の動力、
次の値(W/kg)は必要動力を運転者の体重で割ったものです。


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電動アシスト(3人乗り)
33.16kg (+ 後部座席 3.6~4.4kg)
12万3596円 (+ 後部座席8883~12800円)
犬種で例えると、
秋田犬、ジャーマン・シェパード、ボルゾイ
登坂の負荷は、単独乗車の場合、
316W, 4.9W/kg (フル・アシストで105W, 1.63W/kg)
前シートに15kgの子供を、後ろシートに22kgの子供を乗せた場合、
429W, 6.6W/kg (フル・アシストで143W, 2.2W/kg)
です。

(後部座席は別売りなんですね。初めて知りました。)


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電動アシスト(シティー型)
26.9kg
10万596円
犬種で例えると、
ゴールデン・レトリーバー、シベリアンハスキー、ドーベルマン
登坂の負荷は、
284W, 4.4W/kg (フル・アシストで94W, 1.46W/kg)
です。


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シティーサイクル
18.4kg
2万4956円
犬種で例えると、
ダルメシアン、バセット・ハウンド
登坂の負荷は258W, 4.0W/kgです。


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クロスバイク
13.2kg
4万4182円
犬種で例えると、
アメリカン・コッカー・スパニエル、甲斐犬
登坂の負荷は238W, 3.7W/kgです。


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ロードバイク
9.9kg
10万3174円
犬種で例えると、
ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、柴犬、フレンチ・ブルドッグ
登坂の負荷は223W, 3.4W/kgです。



ちなみに、ロードレースで使われる競技用自転車は
最低重量規定と同じ6.8kgである事が多いようなので、
犬種で例えると、
ダックスフント、パグ
くらいです。

価格は、市販車で同クラスの重量では70万円強のものが出ています。

登坂の負荷は214W, 3.3W/kgです。


こんなに軽い車体でも、前後に子供を乗せた電動アシスト自転車で
アシストを受けながら漕ぐ方が楽なんですね。

法改正前でアシスト力が1:1だった時代の
電動アシスト車となら互角ですが。